ホームページの作成を外部に発注したい!となった時、それを個人に発注するのか業者に発注するのかで迷うことがあります。
しかし、予算を抑えたい場合、安く請け負ってくれるフリーランスにお願いしたくなるのが常ですよね。
今回は、HP作成を安く、かつハイクオリティに請け負ってくれるフリーランスの見つけ方、メリット・デメリットを解説していきます。
目次
フリーランスにホームページの作成をお願いするメリット・デメリット
ホームページの作成を外部委託する際、業者に依頼するか個人(フリーランス)にお願いするかで悩むことが多いです。
フリーランスに依頼しようという意図は多くは経費の削減であることが多いですが、改めてフリーランスに依頼するメリットとデメリットを業者に依頼するときと比べて把握しておくために、解説しておきます。
美人秘書
業者ではなくフリーランスにホームページ作成を依頼する5つのメリット
- 価格が安い
- 柔軟な対応が望める
- コミュニケーションコストが少なくて済む
- デザインにオリジナリティが出やすい
- WordPressでのHP作成も安く発注できる
順々に解説していきます!
1.価格が比較的安い
まずは多くの人があらかじめ抱いているのは業者よりもフリーランスの方が安く請け負ってくれるというメリットです。
これに関してはほぼ間違いないかと思います。
業者に依頼する場合、1つのHP作成に複数人が携わるため、個人が取り組むフリーランスと比べ必然的に費用はかさんでしまいます。
個人によってばらつきがありますが、フリーランスの方が安いケースが多いのは確かです。
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フリーランスが安いといっても、そのサービス内容や各受注者によって金額は大きく違います。
簡単に相場を見ると、だいたい1万円〜20万円くらいが平均と言えるラインで、中には50万円を超えるものも存在します。
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自分でソフトを使い作成する場合を除き、基本的には初期費用5万円〜か、月額数千円〜数万円かかるのが業者依頼料金の相場のため、低価格で依頼できるのは大きなメリットとして間違いないでしょう。
HP作成依頼の料金相場について、詳しくは『【2019年版】ホームページ作成の料金相場と損をしない具体的な方法』を参照してください。
2.柔軟な対応が可能なケースが多い
個人で動いてくれるので、業者に比べて対応が柔軟であることが多いのも特徴です。
例えば業者に依頼した場合はデザインの変更など、逐一見積もりが必要であることが多いのですが、個人であれば「あ、それくらいならやっときますよ!」というケースもあります。
もちろん料金設定をきちんとしているフリーランスもいるため、一概には言えませんが、わりと柔軟に要望に応えてくれる人は個人で動いているフリーランスの方が多めなのは確かなので、メリットの1つと言えますね。
3.コミュニケーションコストが少なく済む
業者に依頼する場合、デザイン班やSEO班など色々な専門分野を持つ人が対応してくれるため、ハイクオリティな納品の期待値が上がります。が、逆に言えばそれだけ多くの人とコミュニケーションを取らなくてはいけなくなることも多いです。
個人に依頼する場合はほぼ確実に連絡を取るのは1人なため、前にいったことをもう一度伝えなければならないなどのコミュニケーションの手間は減ります。
個人で対応してくれると優秀な人であれば、こちらのニーズもしっかり汲み取った上でホームページを作成してくれるため、期待値以上の納品がされることもあるのもメリットですね。
4.オリジナリティのあるデザインになりやすい
個人でHP作成をしている人は、htmlやCSS(Webサイトを作成する際に必要なマークアップ言語)に精通したエンジニアであることが多く、独自のデザインを自作することができる人が多いです。
もちろん無料のテンプレを使う人の方が多いのですが、個人であるため要望に柔軟に応えてくれ、デザインをオリジナリティの高いものに仕上げてくれることも多くなります。
業者であれば、もとからあるデザインを使うことが多く、万が一他のサイトと被ってしまうと信頼度が下がる可能性もあるため、オリジナリティも1つのメリットと言えます。
5.WordPressでのHP作成も安く発注できる
WordPress(ワードプレス)を使ってHPを作成することも可能です。
WordPressの特徴は、HTMLやCSSなどのマークアップ言語に詳しくなくても、HPの更新ができること。つまり自分自身で完成後の管理ができます。
業者も対応していますが、フリーランスへの依頼が料金を安く抑えることができます。
最近はテーマ(見た目)も洗練されてきて、コーポレートサイトや美容業、士業に特化したテーマなどもあります。
安価で見た目もよいHPができ、完成後は自分で管理することで維持管理の費用を抑えられる点がメリットです。
業者ではなくフリーランスにホームページ作成を依頼する5つのデメリット
- 業務完遂できるか不安
- クオリティが担保されない
- 予定外の出費が発生する可能性もある
- 著作権法などの法令遵守の保証がない
- 完成・引き渡し後の維持管理
1.業務完遂までの信頼性が薄い(体調不良で中断、いきなり音信不通になるなど)
個人に依頼する場合、業務完遂までの確実性がどうしても薄れてしまいます。
業者であれば複数人で対応するため、担当者が急に病気で離脱した場合でもすぐに他の人で補完できますが、個人だとそうはいきません。
急なトラブルで完成直前で対応できなくなってしまったり、筆者も経験がありますが、納期直前で投げ出され、音信不通になったり(こんなケースは稀ですが)
こういったリスクが個人間のやりとりだとつきものなので、あらかじめちゃんと信頼できる人なのか確認しておく必要はあります。
2.クオリティの確実性がない
業者だと、ある程度品質は保証されます。
理由は簡単で企業であれば評判を落とすわけにはいかないので、少なくとも最低限の条件は満たしてきます。
しかし個人の場合、金額が抑えられる分スキルは、やってもらって初めて分かる、みたいなところがありますね。
本人は一生懸命作成していたとしても、「うーん、これはちょっと」というようなできで仕上がってくる可能性もあります。
個人のスキル不足だと、結局修正もできないので、別の誰かにまた再度依頼するというケースもありえます。
過去の制作物などを複数見ておき、どれくらいのクオリティのサイトを作れるかは事前に確認しておいた方がいいでしょう。
3.規定がないので予定外の予算がかさむ可能性がある
個人で企業並みに料金設定をしっかりしている人はいますが、多くはある程度は最初の見積もりで!という提案で始まることが多いです。
HPが一旦完成した後も、途中で予定外の修正が入ることもHP作成依頼ではよくあることです。
その際に修正を依頼すると、思ったよりも修正依頼金額を高く見積もられることもあります。
料金規定がしっかりしていない分柔軟な対応が見込めるという反面、予定外の出費が重なるというリスクもあると理解しておくといいでしょう。
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4.ホームページに使う素材(画像・動画等)の著作権などの法務が遵守されているか
こういったケースは稀ですが、たまに著作権法に遵守していない画像やデザインを使用するフリーランスもいます。
本人が知らない、あるいは知っていて面倒だからという理由でその素材を使って納品してしまうという事例です。
これを知らずに使用した場合、賠償責任は使用したフリーランスではなく、なんと発注者の方に発生してしまいます。
万が一そうなった時の対応を契約書に明記しておくなどの何かしらの対応をしておかないと、無駄な損害を被るかもしれません。気をつけましょう!
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5.完成・引き渡し後のアフターサービスがない場合が多い
業者に依頼する場合、月額料金であることが多いのですが、これはその後の修正などのアフターサービスが付いていることが多いからです。
逆に個人に依頼する時は、多くが単発報酬であることが多いのですが、これはアフターサービスが保証されていないからです。
HP作成が完了したのち、サービス改定やデザインの変更で大幅に修正が必要になった時、自分でやらなくてはならなくなります。
完成・引き渡し後の維持管理が自分でできない場合は、また別の業者やフリーランスに依頼する形になり、結果的に費用がかさむケースもよく有ります。
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WordPressで作ったHPなら、直感的で素人でも維持管理しやすいです。
しかし、マークアップ言語とjQueryなどのプログラミング言語の組み合わせで作ったページは、素人では更新等が難しく、結局新たに委託料が発生することは多いのも事実です。
ホームページ作成依頼で失敗しないフリーランスの見つけ方
ホームページの作成をフリーランスに依頼する際、もっとも懸念する点は誰に任せるかかと思います。
その選び方をいくつかご紹介します。
①クラウドソーシングを活用する
もっとも一般的なのが[クラウドソーシング]で募集をかけるという方法です。
クラウドソーシングとはWebを介したアウトソーシングの1つの形態で、仕事を発注する側と個人とのマッチングサービスのことを言います。
基本的には発注側が仕事をクラウドソーシングのサイト上で公開し、受注側の個人が応募するという形です。
あらかじめ希望の条件で仕事を発注することができるため、こちらである程度発注の条件が決まっている場合は予算内で希望のサイトを作成できる人員を簡単に探せるというメリットがあります。
ただ、デメリットとしては細かい条件を指定しないとマッチング後にトラブルが発生する恐れがあるということと、応募者がいなかった場合にHPの作成が進まないという点があります。
②ココナラでHP作成をしているフリーランスを探す
ココナラ は個人ができる仕事内容をあらかじめ掲載しており、それを受注側が選ぶというプラットフォームです。 [クラウドソーシング]とは逆の形ですね。すでにある程度条件指定されたサービス(商品)を発注側が選ぶことができるので、細かい条件は発注後に細かく打ち合わせすることができます。
③SNSなどで募集する
SNSを通じて、信頼できるWeb製作者を探すのも1つの手です。
ココナラやクラウドソーシングのように手数料を取られないため、うまくいけばより安価に作成依頼ができる可能性もあります。
探し方はシンプルで、ツイッターの「ユーザー検索」で「Web制作 フリーランス」や「Web制作代行」などと調べてみるとよいです。
するとこんな感じで、過去の実績を明記してくれているアカウントが結構出てきます。
あとはDM(ダイレクトメッセージ)で価格交渉などを済ませ、具体的にはオンライン面談などで打ち合わせできればすぐにでも仕事を受注してくれる可能性があります。
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④知人や起業仲間からの紹介
一番確実性が高いのは知人や起業仲間からの紹介ですね。
すでに利用したことがあって、それなりに満足している人しか知人には紹介したりしないので、知人からの紹介は一番確実性が高いです。
もし直接的にWeb制作が得意な人が周りにいない場合は、HPを持っている知人に聞いてみるのもいいでしょう。
ホームページ作成をフリーランスに依頼する際の注意点
最後に、フリーランスにHP作成をお願いしようと思う時に注意しておいたほうがいい点をお伝えしておきます。
HP作成依頼では、事前確認がとても重要ですので、気をつけておきましょう!
序盤にスムーズなコミュニケーションが取れるか確認しておく
大前提として、まともに会話が成立しない時点で依頼はやめておいた方がいいです。
ごく稀に「あれ?この人ちょっとこっちの言っていることあんまり伝わってないな」と思うことがあります。
そういった時、そのまま依頼して満足のいくものが納品される可能性は極めて低いです。
大抵が要望の見当違いで全然思ってたのと違うものが納品されたり、最悪途中で投げ出されることもあります。
逆に最初の段階でコミュニケーションがスムーズな人は、わりといいものを納品してくれることが多いです。
筆者の経験からも、初段階のメッセージのやりとりで違和感がある人は避けることをお勧めします。
追加料金の発生など、細かい事項を事前確認!
先述した通り、料金設定が細かくないことが多い個人の場合、のちの修正で追加料金が思わぬ金額を請求されることが多いです。
事前に打ち合わせしておくのが基本なので、こんなケースも稀ですが、結果的に予算の倍の金額がかかったなんてこともあります。
完成後の修正だと、他に頼むととても手間になるので、作成者に直接修正を依頼するしかありません。そのせいで価格を釣り上げられることもないとは言えないんですね。
あらかじめ細かい契約内容をしっかり確認しておきましょう!
過去の制作物などの実績を確認!
フリーランスがどの程度のスキルを持っているかは過去の制作物を見せてもらえれば大体わかります。
そのデザインや構成が満足のいくものであれば依頼側も安心できますね。
逆にこちらがWeb制作に詳しくない限りは、基本的には過去の制作物がない場合は依頼しないことをお勧めします。低クオリティの納品物になるリスクが高いためです。
また、過去の制作物は可能なら複数見せてもらいましょう!
他者と共同で作成したホームページを自作としてアピールされる可能性もあるからです。
複数確認することで、どの範囲まで個人のスキルで対応可能かは大体見えてくるので、そのどれもが自分が目指すクオリティに達していたら、安心して任せてもいいでしょう。
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